テラテックなひとびと

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2016.10.07 Friday

最近のCPD、その5、土木技術検定試験(いまさら)・・PCでの試験にびっくり(*O*)

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    ご存知の方も多いと思いますが、土木学会では資格制度を設けております。

     

    土木学会認定土木技術者資格制度 | 土木学会 技術推進機構

    (以下、同上ページから引用)

    資格制度は、2001年度に開始された土木学会独自の土木技術者資格認定制度です。すでに技術士制度など多くの資格制度が土木分野にはありますが、本資格制度は、土木分野全般を対象として、倫理観と専門的能力を有する土木技術者を土木学会が責任を持って評価し、これを社会に明示することを目的として創設されました。
    本制度が目指す土木技術者資格は、名誉を目的とするものではありません。主に実務に携わっておられる土木技術者(教育・研究分野の方も含みます。)を対象として実務能力を認定するものです。また、本制度では、資格を通して「土木技術者」のキャリアアップの道筋を示しています。このことにより、本会は、本資格制度が次世代の土木技術者育成の道しるべとなることを期待しています。(引用終わり)

     

    遅まきながら、自分もチャレンジすることにしました。

     

    申し込み時期の問題も含め、とりあえず「2級土木技術者(土木技術者として必要な基礎知識を有し、与えられた任務を遂行する能力)」を目指すことにしました。

    これは、通年実施している「土木技術検定試験」で所定の点数が取れれば、実務経験1年で取得できます。

     

    土木学会認定土木技術者資格制度 | プロメトリック

    この試験は、土木学会から委託されたプロメトリック社が運営していて、PCで、選択問題の番号を画面上でクリックするだけで回答できてしまう試験です。詳細は上のリンクを参照ください。

    ほぼ毎日のように、かつ全国多くの会場(パソコン教室のような会場)で、それも好きな時間帯で受験できます。申し込みもオンラインで最短3日前でOKという、お手軽な試験です。たぶん、1000問以上の問題がストックしてあって、その中から試験回ごとにランダムに選び出して出してくる(出題は100題)機構なのだと想像します。

    しかも、PCなので、画面で終了をクリックした直後に、すぐに点数が出てきます。

     

    年1回の紙ベースの試験しか思い浮かばない、いまだにガラケーを使っている--;アナログな自分にとっては、なかなかにカルチャーショックでした。

     

    試験方法はさておき、

    この試験は土木系の学部卒レベルの人が受験することを想定した試験なので、いまさら落ちたら結構恥ずかしいかも、と、ビクビクしていました。

    一応、参考書も買って、勉強(2日漬けくらい)もして、試験に臨んだところ、意外にあっさりと認定レベルの点数は取れまして、一安心です。^^;

     

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    2016.10.07 Friday

    最近のCPD、その4、ロープ高所作業特別教育

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      「ロープ高所作業」とは・・
      「高さが2m以上で作業床を設けることが困難な箇所において、労働者が昇降器具を用いて、当該昇降器具により身体を保持しつつ行う作業」(四十度未満の斜面にお ける作業を除く)・・と定義されています。

      主に、ビルメンテナンスや法面工事などがこれに該当します。

       

      その危険防止を図るため、労働安全衛生規則が一部改正され、平成28年7月1日から、そのような業務に従事する場合には特別教育を受けることが義務付けられました。

       

      詳しくは下記をご覧ください。

      ロープ高所作業についての規定が新設されました。(安衛則等) |厚生労働省

       

      弊社も地質屋である以上、崖面での調査や、それを上ったり降りたりして行かないと目的地(川底など)にたどりつけない、という状況は、時々生じます。

      ・・不器用ですしロッククライミングの経験もないので「得意です」とは言い切れませんが、そうも言っていられない場合もあります。

       

      そのため、技術職員一同で受けることにしました。

       

      この写真は、今回、一同が講習を受けた、下記の協会のページから引用したものです。

      一般社団法人 東京技能講習協会 | 東京技能講習協会で技能資格を取得しましょう。

       

      自分が受けた講習会では、参加者6名でした。「一時は大人数で大変だったが大分落ち着いた」ということで、落ち着いた中で受講することが出来ました。

       

      講師の方はトビ経験のある方で、講義も、その手製のテキストも、実践的なものでした。(居眠り者無し)

      また、右上写真にあるように、ロープワークを、それも少人数でみっちりとできたことは、予想外に有難いことでした。・・まあ、不器用なので先生が言うほど簡単にはできませんでしたが -_-;

       

      受講後、早速、ロープワークの実技確認、ロープなどの安全用品の点検(主に廃棄--;)などを実施しました。

       

      山岳器具メーカーさんや、弊社の同業コンサルさんなどでも、もっと本格的な講習を実施されているようですが、そこまでではないにせよ、導入的な意味合いの講習としてはお勧めです。

       

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      2016.09.12 Monday

      最近のCPD、その3、品木ダム&中和工場の現地研修

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        ひとつ前の記事の八ツ場ダムと一連の研修会で、同じ吾妻川の上流、草津温泉のたもとの品木ダムへと行きました。

         

        草津温泉に代表される湯川などの酸性河川を、中和する事業を実施しています。ここが世界でも最初の事業です。

         

        詳しくは、下記ページをご覧ください。中和事業のことをはじめ、その根源である酸・アルカリについても、わかりやすく整理されています。

        中和事業とは | 品木ダム水質管理所 | 国土交通省 関東地方整備局

        品木ダム - Wikipedia

         

        ごく大雑把に書きますと、主に火山の硫黄を起源とする硫酸系の酸性水(ph1-2程度)に、石灰粉を投入して中和(ph5-6程度)させ、その中和生成物を品木ダムでせき止めてそこから浚渫する、という事業です。

         

        この事業が行われる前は、吾妻川は「死の川」と呼ばれ、魚が棲めない川であっただけでなく、コンクリートや鋼材の橋脚や護岸は数年で腐食してしまう状況でした。

         

        弊社は構造物(鋼構造物&コンクリート)の維持管理を専門のひとつとしており、さらに、この吾妻川系のいくつかの発電水路トンネルに仕事で関係したことがあり、正直なところ八ツ場ダムより関心がありました。

        中和工場です。ほんとうに草津温泉のすぐ近所です。

        草津温泉のすぐ下流で酸性の強い湯川の水をくみ上げ、石灰粉と混ぜています。上三本は石灰の備蓄サイロです。

         

        工場内で石灰粉と混入させた河川水を、再び湯川へと投入しています。下の写真はその投入口の橋を下流から眺めた状況です。

        ここから下流の品木ダムに至るまでの間に、ゆっくりと中和反応が進みます。

        パッと見ではやっていることは簡単そうなのですが、phの濃度管理に係る石灰の投入量はpHを監視しながら、きめ細かく調整されているそうです。

         

        中和工場に併設されている展示コーナーで、未中和の湯川河川水による腐食の実例を観察。コンクリートだけでなく、ステンレスといえど、強酸性ではぼろぼろです。

         

        中和に使う石灰石は、上写真の叶山鉱山で採取し、そこから地中ベルコントンネルで一旦秩父まで運ばれて、そこからこの中和工場まで陸送するそうです。

        ちなみにこの鉱山とベルコンは、太平洋セメント(旧秩父セメント)のものです。群馬と埼玉の県境の地図を見てもらうとそのトンネルルートが山中にかかれています。下記ページもご参照ください。中和とは直接関係ないですが地質屋としては興味津々です。

        秩父太平洋セメントベルトコンベアを追え!

         

        中和工場から約5km下流の品木ダムのダム湖です。「上州湯の湖」と命名されています。

        このダムは洪水調整のダムではなく、あくまで中和事業による生成物を堆積させるためだけという、全国でも珍しいダムです。このコバルトブルーの不思議な色は、そのような中佐生成物が溜まっているためです。

        写真奥では中和生成物の浚渫作業を行っています。脱水の後、コンクリート固化材を混ぜた上で、近傍の斜面に盛り立て処理をしています。

        中和事業を実施している限りは、ずっと続ける必要があり、降雪期を除いてほぼ年中実施しているとのこと。その弛まない歩みには頭が下がります。

         

        以下、余談になりますが、

        八ツ場ダム計画は、酸性河川影響のため一旦は頓挫しましたが、中和事業がうまくいったことで再度持ち上がった経緯があります。

        このことを指して、また、恒久的に事業を実施し続けなければならない点も含め、あたかもマッチポンプのように悪く評価する方がいらっしゃるようです。しかし中和事業そのものは八ツ場ダムに止まらず流域へ利する点が多いので、決してそうではないと考えます。

         

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        2016.09.12 Monday

        最近のCPD、その2、八ツ場ダム工事状況の現地研修

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          先週に八ツ場ダムの現地研修会に行ってきました。

           

          国交省後援の研修会(どちらかというと自治体職員向けの会だった)のため、工事事務所の職員の方(副所長様ほか)から、前日講習と現地にて同行して丁寧に説明していただいたとともに、工事現場の奥深くの直近まで見学させてもらいました。

           

          見学箇所の概要などを紹介します。

           

          ”堝安膓兇らダム貯水予定地全景(旧称湖面2号橋)

          橋上部から下流側の、湛水予定地内を眺めています。

          前方の橋は、ダム湖の最上流(ダムに最も近い橋)の、八ツ場大橋です

          上の写真と繋がる、左岸側の風景です。河床部には旧国道145号、山腹上方は付け替え後の国道145号、その中間の、茶色いパイプ(=屋根掛けの骨材運搬ベルコン)が通っているラインは、旧JR吾妻線軌道敷です。

          常時満水位における水位のイメージ写真※です。上2枚と比較してみてください。

          夏の洪水期の調整水位は、ここから28m下位になります。

          (※山奥のダムではなくこの上流にも多くの生活域があるので、実際にはこのようなコバルトブルーの水質にはならない可能性はあります)

           

          骨材プラント

          骨材プラントと原石山への途中のトンネル(大柏木トンネル)です。骨材プラントから、このトンネルを通して、左岸側天端のコンクリートプラントまで、写真中のベルコンを使って骨材を運搬しております。このベルコンは2枚前写真の左岸側へと続いていきます。

          自分としては、一次覆工(支保工、吹付、ロックボルト)のままのトンネルにも興味津々でしたが、通りぎるだけで残念でした。建設終了後は一般供用して二次覆工も行うそうです。

          骨材プラントの全景です。前方の山は一次破砕後のストック山で、それをさらに後方の二次・三次破砕設備により4種類の径の骨材・砂が作成されます。右の屋根掛けはその破砕後の骨材貯蔵箇所で、その山の内部下面から骨材ベルコンが始まっています。

          骨材は硬質な安山岩です。ダムに投入する粗骨材(メモリーストーン)に、下手な字で、偽善者ぽくてすみませんが、台風豪雨や地震による被害が続いている状況への、自分の願いを書き込んでみました。

          原石山での発破後岩石積み込み用のバックホウと、後方にはそれを骨材プラントまで運搬する40tダンプが見えます。ただし原石山へは、前週の台風13号などの雨で道が悪くなり、マイクロバスでは行けなくて残念でした。

           

          1Υ濛Ε瀬狹恵次焚肋寡瑤よび左岸の全景)

          右岸側から眺めた左岸側〜河床部の全景です。岩盤掘削はほぼ終了とのこと。写真中央の縦方向のパイプは本体コンクリート(RCD工法用のゼロスランプコンクリ)の打設用の搬送管=SP-TOMで、そのSP-TOMがある範囲=法枠がなされていない範囲が、ダム堤体の岩着部範囲です。仮に吹付がなされています。

          参考

          津軽ダム工事事務所 - 巡航RCD工法

          施工設備|SP-TOM| ダム技術 | 鹿島建設株式会社

           

          天端脇の横坑坑口です。基礎部含めグラウト予定とのこと。岩質は基本的には火山性の岩盤(安山岩、火山角礫岩など)です。あくまで遠景のみなのですが、袖部、上写真の基礎部ともに、原石山のものと違い、割れ目が多く風化気味のようです。

           

          ぅ瀬犒弉菽賄世硫肋寡堯文学時点では、掘削はほぼ終了、基礎グラウト準備中、減勢工など一部でコンクリ打設開始)

          堤体上流側(ダム湖側)から下流側を眺めた写真です。2つ前の写真における左から右へと撮影しております。

          本写真奥の減勢工などの一部でコンクリート打設が始まっています。手前に構築されている基礎架台は仮設クレーン用のものです。

          湛水予定地内の、旧JR吾妻線の橋梁と、工事用に用いられている旧国道145号です。

           

          ズ鹸濛Ε瀬狹恵次淵灰鵐リートプラントや試験室を見学)

          バッチャプラントの全景です。SP-TOMにつながっていますが、この日は減勢工用やクレーン架台用にミキサー車で運搬していました。

          コンクリートの品質試験を見学させてもらいました。減勢工用なのでスランプゼロではないですが基準値内とのこと。

          天端脇の横坑坑口です。矢板工法ですね。写真右にはスライドセントルが見えます。

           

          紹介は以上になります。

           

          地質とコンクリートの両面を見られて、かつトンネルもあって、当方にとっては非常に有意義な研修会でした。


          このダムは、ご存知のように、計画開始以来60年以上もの間紆余曲折(政権交代時含め)があった現場です。また、水質、堆砂、吾妻峡などへの環境破壊、建設費増大、そしてそもそもの水需要の減少など、今日でもなお反対論が根強いのは承知しています。ですが、地域住民の方々のここまで苦悩を思うと、1日でも早く無事に事業を完了させ、かつ、それで終わりではなく、その後の生活再建や環境保全などに引き続き注力すべきと考えます。

          そのような苦悩の歴史に思いを馳せつつ、ぜひ建設途中で湛水前の今のうちに、見ておくことをお勧めします。

          ダム現場といえば山奥が多いのに、この現場はアクセスが非常に良いですので、行きやすいと思います。

           

          一般の方の見学会も、随時行われているそうです。下記サイトから現在の建設の進捗も見られますので、ご参考までに。(注、本ページで紹介している研修会は、下記とは違います)

          現場見学会 | 八ッ場ダム工事事務所 | 国土交通省 関東地方整備局

          また、その見学会に参加すると、川原湯温泉の宿泊で1人当たり3,000円の割引が受けられます。あわせてご利用ください。

          群馬県 - 川原湯温泉宿泊助成事業 〜川原湯温泉にお得に泊まろう!〜

           

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          2016.09.08 Thursday

          最近のCPD、その1、土木研究所の講演会/展示会

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            2つ前のブログから一転、のんきな内容で恐縮です。

             

            年度末発注が多い土木業界の宿命で、かつ、弊社が携わることが多い利水設備の仕事は、多雨期は少ない(=水が多いので停めない)ので、夏のこの時期は、例年仕事が空き気味です。T_T

             

            資金繰りの心配も、ときに生じたりするのですが、まあそれはあまり気にしないで、

            余裕が出来たこの時期に、講習会や見学などになるべく出かけて、充電するよう心掛けています。

            CPD(継続教育)ですね。

             

            先日は、土木研究所の新技術の講演会/展示会に行ってきました。

             

            単品の新技術も、それはそれで勉強になったのですが、最もお役立ちだったのは基調講演でした。

             

            「現代社会資本が直面する不整合にどう取り組むか? 〜量的充足以外の諸問題〜」政策研究大学院大学教授 家田仁先生

             

            社会資本における様々な課題や矛盾=不整合に対して、発想を転換し、リーズナブルにかつ戦略的に取り組む必要性について、道路整備事業や料金調整を例に挙げつつ、非常に明快に語られました。

             

            どうしても自分は専門バカになりがちなので、ものごとを俯瞰的に眺める必要性を痛感し、新鮮な内容でした。

             

            興味を持たれた方は、下記サイトなどをご覧ください。

            【インタビュー】東京大学・政策研究大学院大学教授 家田仁/インフラ是非は冷静な議論で ~ 建設産業再生への処方箋-復権への視座

             

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            2016.06.11 Saturday

            今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示す「全国地震動予測地図」が改訂されました。

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              全国地震動予測地図2016年版 | 地震本部
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              2016.05.21 Saturday

              橋梁調査会の「道路点検士技術研修会」を受講してきました。きちんと教わることは大事だと痛感しました(汗)

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                今週は、橋梁調査会が実施する、道路点検士技術研修会に行ってきました。

                道路点検士、とは、いくつか前のブログに書きました道路構造物のメンテナンスのうちの、橋梁を点検するための、国交省が認定する資格のひとつです。
                この研修会を受けることが、道路点検士資格を取得するための必須要件となっております。

                一般財団法人 橋梁調査会

                座学だけでなく、実橋の点検の研修も含まれています。
                また、その点検調書作成と座学筆記試験の2つの課題をクリアしないと修了証がもらえないという、なかなかにハードな研修会でした(^^;)



                橋梁調査会の方々は、いわば点検要領を運用する側の方々なので、要領の正しい解釈、つまり点検調書の正しい作成方法や評価手法を聞けたのが、非常に有意義で、目からウロコが落ちました。
                現在までにすでに、ずいぶん点検調書を作ってきたのですが、我流の解釈で作成していた点が、いくつかあったことに気づかされました(汗)
                本質的な事実誤認のようなものでは、ないとはいえ、今となっては非常に恥ずかしい話で、弊社に発注された方々には申し訳ない思いです。

                きちんと教わることを、どこかでしないと、いけませんね。痛感しました。
                 
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                2016.04.09 Saturday

                道路構造物(橋梁、トンネル、歩道橋、標識、ロックシェッドなど)の近接目視点検を5年に1回行うことが義務づけられました・・いまさらですが平成26年6月から。 鋼構造分野も大分詰め込んで経験しましたがまだまだ勉強中です。

                0
                  こんにちは。
                  このひとつ前でちらっと触れた「橋梁点検業務が増えた」という件について、背景含め、ざっと説明します。

                  本ブログでも以前に書きました、平成24年12月に中央自動車道笹子トンネルで発生した天井板落下事故では、9人の方が犠牲になりました。
                  それ以前から、高度成長期前後に建設された構造物に対しての老朽化問題が指摘されてきたわけですが、上記事故を大きなきっかけとして、また、東京五輪や首都直下型地震も見据えて、メンテナンス・予防保全の施策が加速されました。
                  それが標題そして下記HPの内容です。 平成26年から5年かけて一通り点検を実施し、以後はそれを循環させていく方向のようです。

                  道路:道路の老朽化対策 - 国土交通省

                  そんなわけで、関連の仕事がどっと増えて、弊社のところにもご縁があって、主に橋梁点検の声がかかるようになりました。
                  そこで問題は、橋梁というのは、コンクリートだけではなく、鋼材も使われているということです。
                  もともと弊社は地質、そしてコンクリートが専門で、鋼構造の仕事は多くありませんでした
                  (上記以前にも橋梁や水圧鉄管の調査などで経験はありましたが) 
                  昨年は特に橋梁の仕事が増えたことで、いろいろな方に教えを乞いつつ詰め込みながら、何とか仕事をしてきました。

                  ・・とはいえまだまだ勉強不足、落ち着いたところで、もう少し本腰入れて勉強や資格取得にチャレンジしたいと考えています。

                  最後に、冒頭記した笹子トンネル事故に対しては、事業者/点検者の責任が厳しく問われる判決が出されました。
                  だから、というわけではないですが、直接に人命に関わることもありうる仕事であることを肝に銘じて、真摯に取り組んでいく所存です。

                  笹子トンネル事故、賠償確定へ 中日本高速が控訴せず:朝日新聞デジタル
                  (記事抜粋)一審判決は、2012年12月に起きた事故の約2カ月前に、双眼鏡を用いた目視での点検は、「甚だ不十分だった」と指摘。「打音検査や触診といった適切な点検をしていれば事故は避けられた」と会社側の過失を認定。原告側の主張を全面的に認めた。

                   
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                  2014.09.05 Friday

                  橋梁点検の状況です。トンネルだけではなく、インフラ全般の長寿命化に取り組んでいます。勉強することは多いですね。

                  0
                    この春から夏にかけて、千葉県内の橋梁点検と、その報告書作成を行ってきて、やっと終わりました。
                    複数の橋の点検作業を、数回にわけて実施していきました

                    農業用水路なので、水位の季節変化が激しく、春先は長靴で可だった橋も、夏の作業の際はこのようなボートを使った点検となりました。
                    手に持っているのは、RCレーダという、橋の床版内の鉄筋間隔や被り厚を探査する機械です。
                    時は真夏、救命胴衣を着けて汗だくでの作業です。


                    大きさも千差万別、田んぼのわきの小さな水路の橋から、このように、橋梁点検車両を使わなくてはいけないくらいの橋もありました。


                    これらの橋の、桁(鋼材)や床版(コンクリート)などの状態を、近接目視や打音、一部で非破壊検査機械を用いて点検していきました。

                    これまでのブログに紹介してきているように、弊社の業務は、コンクリート関連特にトンネルが多いですが、橋や横断歩道橋や道路標示版などの、道路設備の点検も請け負っております。

                    とはいえ、鋼構造に関してはまだ至らない部分も多く、勉強することばかりです。
                     
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                    2014.08.22 Friday

                    南アルプスでの夏、空も水も青いです。各地でも天気が回復しますように。

                    0
                      140822_1135~01001.jpg
                      広島をはじめ、各地で豪雨災害が続いております。
                      被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

                      冬に書きました南アルプスのトンネルに、今度は工事で赴任中、

                      トンネルを抜けた先は、標高1500mの沢です。

                      いつも見てきた冬の景色に比べ、なんという青さでしょうか。

                      各地では、雨が止まず、捜索が難航しているとのこと、何もできない自分の現状とあわせ、やるせない思いです。

                      まずは天気が回復しますように。

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