テラテックなひとびと

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2010.09.29 Wednesday

調査の道具たち1−GPS

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     今日は、この2,3日の肌寒い雨模様が一転し、秋らしい気持ちいい青空となりました。
     
     さて、これからぼちぼちと、当方が使用している調査用品を紹介していきたいと思います。

     第一弾は、GPSです。
     最近はナビが一般的になったので、一般の方には「手持ちのナビだよ」と説明すると分かってもらえます。
     外部の調査をする上で、自分の位置を把握するのは必須です。
     
     当方が使っているのは、Gamin(ガーミン)社製の、eTrex Vista Hcx(英語版) です。 
     ガーミン社の日本正規代理店である(株)いいよねっとhttp://www.iiyo.net/さんから購入しました。(画像出典元も)
    pt-etrexVistahcx.jpg

     ガーミンのeTreXと言えば、知る人ぞ知る、GPSの革命的な名器です。かつてのGPSは、大きくてかつ精度が悪くて使いものにならなかったのですが、eTreXは、今の携帯電話くらいの小ささ(寸法自体は発売当時のモデルも今と変わりません)なのに、抜群に精度が良く、GPSが爆発的に広まる契機となった機種です。

     当方が選んでいるVista Hcxは、下記の機能で決めております。

    ○高感度、高精度(+WAAS対応)
     
     位置同定が本質の目的である以上、一番の要請機能はこれです。ちなみに、GPSは天空から降ってくる電波を受信するので、ビルの中や地下は間違いなくダメで、ラジオなどよりも受信の制約は大きいです。問題は、外部調査で歩くことの多い、森の中のような場合です。
     現在販売されている、機種名に H-がつく機種は、高感度GPSチップ搭載しております。実際、森の中でもそれほどの精度低下を感じることはありません。
     さらに、ガーミンのGPSは、いずれの機種もWAAS対応です。WAASとは、ごく大雑把にいうと、GPSの精度を高めるための電波を別に発信していて、それを取り込んで補正する機能、という意味です。日本でも、同様の機能を持つMSASを2007年に開始しました。今の機種を買ったのも、WAAS(MSAS)の供用を待って、という面もありました。

     精度等の公称値は、以下のとおりです。
    ・GPS即測位精度 15mRMS(自分を中心とした半径15mの円の中に収まるという意味)
    ・衛星補足時間 コールドスタート約45秒、ウォームスタート約15秒

     まず測位精度の使用実感としては、上記より良く、平均的に5〜10m位に収まる印象です。加えて、たとえば露頭を記録している間などは静止放置しておくと、2〜4m位にまで少しずつ精度が上がってくるので、十分に実用に耐える印象です。
     次に、コールドスタート(=前回と全く違った場所で起動)の時間は上記くらいですが、ウォームスタート(同一現場内)ならば、瞬時と言ってもよいほど早く衛星捕捉が可能です。

    ○地図表示機能つき。一応はナビ機能もある。

     これについては後で記します。

    ○気圧高度計・電子コンパス付き

     当方の仕事は平面位置だけでなく鉛直の標高もわからないとお話にならないためです。機能自体は腕時計付属のものと変わりませんが、腕時計のものは5m刻みなのに対し、こちらは1mなので、より実用的です。

    ○microSDカード、USB端子
     
     かつてのeTrexは、RS232Cケーブル接続であり転送速度が遅く、しかも内蔵メモリが少なかったため、地図転送などは一苦労でした。現在は2GBのカードを入れていて、支障を感じません。

    ○防水、耐衝撃
     
     日常生活防水と、耐衝撃プラスチック加工なので、当方の調査でのように、少しくらい乱暴な扱いをしても壊れません。

    ○電池の持ち
     
     かつてのモデル(電子コンパスつき)は、電池持ちが悪かったのですが、現在のモデルは随分と向上しています。
     メーカー公称値は25時間(単3×2本、電子コンパス未使用時)です。当方の使用実感としては、ニッケル水素充電池使用で、上記くらいは十分に持つ印象です。電池交換の心配が少ないのは有り難いです。

     以上の機能と、値段とを勘案し、日本語版に比べて安価(半額くらい)の英語版を購入しました。
     これについては、回を改めて書きます。

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