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2010.10.04 Monday

調査の道具たち3−耐水紙、耐水紙野帳

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     おはようございます。ここ数日、晴と雨とが交互に続き、体調維持に難しい季節です。

     さて今日は、道具の中でも小物である「紙」をご紹介します。

     当方は、野外の、しかも、水が残っている(時に膝くらい)かつ適水も多い水路トンネルでの業務が多いので、必然的に記録用紙への耐水の備えは必須ともいえます。
     用紙を落として、哀れ水浸し、は、日常茶飯事です(T_T)。

     それの被害を避けるために、耐水紙を使うようにしています。
     
     耐水紙にもいろいろ種類があるらしく、詳しくは、当方が購入している、紙誠株式会社さんの以下のHPをご覧下さい。(以下の画像の出典元も)
    http://soho.jcom.to/

     当方が購入しているのは、そのうちでも安価(つまり耐水性自体は低い範疇)の、上質含浸タイプという種類です。上質紙に耐水化の薬剤をしみ込ませたもので、A4の1枚当たり約6円です。
     耐水製の強い種類ほど、厚く、指で切れなくなるほど強くなるのですが、この紙は、ほとんど普通の上質紙と変わらず使用(コピー含め)できるのに、現場で十分に使用に耐えるくらいは耐水性能があります。
     腕時計で言えば、日常生活防水〜3m防水くらいのイメージでしょうか。
     上記HPに記載の長所を引用します。

    ○無塩素漂白パルプ100%使用。リサイクルも可能
    ○表裏とも撥水性あり
    ○鉛筆書きが可能です。もちろん消しゴムも使えます
    ○ボールペン,蛍光ペン書きOK (加筆、濡れた後でも普通のボールペンで可能。パワータンクなのどの耐水ボールペンだとさらに望ましい)
    ○上質紙の質感で、水に濡れても波うちしにくい耐水性(加筆、適水や水落しくらいならば、ほぼ問題なし)
     
    sohoS700RR50A4100IMG81.jpg

     この紙を千田前社長が赤道直下の国に持参したところ、高湿気の下で普通の紙は使い物にならなかったのに、この紙だけは普通に使用できたそうです。

     次に、耐水紙の野帳です。
     よく使われているのは、合成紙(ユポ紙)による野帳です。しかしこのユポ紙は、使ってみられた方はご存じかと思いますが、指で切れない、指紋の油?などで汚れた紙面でボールペンのインクがのりにくい、などの欠点があります。また、合成紙なので、リサイクルできないそうです。

     そこで、同社で販売している、耐水紙の野帳を使用しております。
     
    sohoS700YARGN2IMG82.jpg
     
     長所は、
     (まずはHP引用)
    ○今までの紙の常識を変えた!超耐水紙「アクアフリーぺーパー」でメモ帳を作りました。
    ○アウトドアに最適
    ○雪山登山で手帳を雪の地面に落としても困りません。
    ○雪の中ではっきりわかる装了水をはじいたページと、エンピツでメモ書き可能!
    ○普通紙より発火点が高いので、耐火性も備え、破れにくく、無公害でリサイクル出来る、地球に優しい用紙です。
     (以下、加筆分)
    ○同じ系統の紙を使用しているオーストリッチ社のライトインザレインの野帳は、世界的に有名で、軍関係でも使用されているくらいの高性能で、とても高価だが、それに比べるとはるかに安価。(とはいえユポ紙野帳よりは高価)
    ○寸法が、丁度作業着の胸ポケットに収まるサイズで、屈んでも落ちにくい。
    ○紙数が多くなく(だから高価でもあるが)軽いし、屈んでも落ちにくい。また、一現場一冊くらいで完結できる。
    ○ユポ紙と違い、手でも破ける。また、筆記への柔軟性が高め。(とはいえ上質紙よりは書きにくい)
    ○ユポ紙野帳は柔らかいビニールの表紙だが、これは表紙も耐水の厚紙なので、手持ちでもしっかりと書きやすい。
    ○ユポ紙野帳は表紙が黒とか茶で見つかりにくいが、これは黄色で、暗闇のトンネル内で落としても見つかりやすい。

     残念ながら、下記のような短所はあります。
    ○ライトインザレインの本当に高価な製品に比べると、製本がホッチキスのみでチャチ。水に何度も落っことすとか汚れがひどくなると、紙は問題なくても、製本が崩れそうになる。時々補強が必要。

     まあ、これらの耐水紙、耐水野帳は、良く言えばタフな動きをする、悪く言えば単なるオッチョコチョイの当方に、なくてはならない文房具と言えましょう。

     では、また。

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