(以下、同上ページから引用)
資格制度は、2001年度に開始された土木学会独自の土木技術者資格認定制度です。すでに技術士制度など多くの資格制度が土木分野にはありますが、本資格制度は、土木分野全般を対象として、倫理観と専門的能力を有する土木技術者を土木学会が責任を持って評価し、これを社会に明示することを目的として創設されました。
本制度が目指す土木技術者資格は、名誉を目的とするものではありません。主に実務に携わっておられる土木技術者(教育・研究分野の方も含みます。)を対象として実務能力を認定するものです。また、本制度では、資格を通して「土木技術者」のキャリアアップの道筋を示しています。このことにより、本会は、本資格制度が次世代の土木技術者育成の道しるべとなることを期待しています。(引用終わり)
遅まきながら、自分もチャレンジすることにしました。
申し込み時期の問題も含め、とりあえず「2級土木技術者(土木技術者として必要な基礎知識を有し、与えられた任務を遂行する能力)」を目指すことにしました。
これは、通年実施している「土木技術検定試験」で所定の点数が取れれば、実務経験1年で取得できます。
この試験は、土木学会から委託されたプロメトリック社が運営していて、PCで、選択問題の番号を画面上でクリックするだけで回答できてしまう試験です。詳細は上のリンクを参照ください。
ほぼ毎日のように、かつ全国多くの会場(パソコン教室のような会場)で、それも好きな時間帯で受験できます。申し込みもオンラインで最短3日前でOKという、お手軽な試験です。たぶん、1000問以上の問題がストックしてあって、その中から試験回ごとにランダムに選び出して出してくる(出題は100題)機構なのだと想像します。
しかも、PCなので、画面で終了をクリックした直後に、すぐに点数が出てきます。
年1回の紙ベースの試験しか思い浮かばない、いまだにガラケーを使っている--;アナログな自分にとっては、なかなかにカルチャーショックでした。
試験方法はさておき、
この試験は土木系の学部卒レベルの人が受験することを想定した試験なので、いまさら落ちたら結構恥ずかしいかも、と、ビクビクしていました。
一応、参考書も買って、勉強(2日漬けくらい)もして、試験に臨んだところ、意外にあっさりと認定レベルの点数は取れまして、一安心です。^^;
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主に、ビルメンテナンスや法面工事などがこれに該当します。
その危険防止を図るため、労働安全衛生規則が一部改正され、平成28年7月1日から、そのような業務に従事する場合には特別教育を受けることが義務付けられました。
詳しくは下記をご覧ください。
ロープ高所作業についての規定が新設されました。(安衛則等) |厚生労働省
弊社も地質屋である以上、崖面での調査や、それを上ったり降りたりして行かないと目的地(川底など)にたどりつけない、という状況は、時々生じます。
・・不器用ですしロッククライミングの経験もないので「得意です」とは言い切れませんが、そうも言っていられない場合もあります。
そのため、技術職員一同で受けることにしました。
この写真は、今回、一同が講習を受けた、下記の協会のページから引用したものです。
一般社団法人 東京技能講習協会 | 東京技能講習協会で技能資格を取得しましょう。
自分が受けた講習会では、参加者6名でした。「一時は大人数で大変だったが大分落ち着いた」ということで、落ち着いた中で受講することが出来ました。
講師の方はトビ経験のある方で、講義も、その手製のテキストも、実践的なものでした。(居眠り者無し)
また、右上写真にあるように、ロープワークを、それも少人数でみっちりとできたことは、予想外に有難いことでした。・・まあ、不器用なので先生が言うほど簡単にはできませんでしたが -_-;
受講後、早速、ロープワークの実技確認、ロープなどの安全用品の点検(主に廃棄--;)などを実施しました。
山岳器具メーカーさんや、弊社の同業コンサルさんなどでも、もっと本格的な講習を実施されているようですが、そこまでではないにせよ、導入的な意味合いの講習としてはお勧めです。
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草津温泉に代表される湯川などの酸性河川を、中和する事業を実施しています。ここが世界でも最初の事業です。
詳しくは、下記ページをご覧ください。中和事業のことをはじめ、その根源である酸・アルカリについても、わかりやすく整理されています。
中和事業とは | 品木ダム水質管理所 | 国土交通省 関東地方整備局
ごく大雑把に書きますと、主に火山の硫黄を起源とする硫酸系の酸性水(ph1-2程度)に、石灰粉を投入して中和(ph5-6程度)させ、その中和生成物を品木ダムでせき止めてそこから浚渫する、という事業です。
この事業が行われる前は、吾妻川は「死の川」と呼ばれ、魚が棲めない川であっただけでなく、コンクリートや鋼材の橋脚や護岸は数年で腐食してしまう状況でした。
弊社は構造物(鋼構造物&コンクリート)の維持管理を専門のひとつとしており、さらに、この吾妻川系のいくつかの発電水路トンネルに仕事で関係したことがあり、正直なところ八ツ場ダムより関心がありました。
中和工場です。ほんとうに草津温泉のすぐ近所です。
草津温泉のすぐ下流で酸性の強い湯川の水をくみ上げ、石灰粉と混ぜています。上三本は石灰の備蓄サイロです。
工場内で石灰粉と混入させた河川水を、再び湯川へと投入しています。下の写真はその投入口の橋を下流から眺めた状況です。
ここから下流の品木ダムに至るまでの間に、ゆっくりと中和反応が進みます。
パッと見ではやっていることは簡単そうなのですが、phの濃度管理に係る石灰の投入量はpHを監視しながら、きめ細かく調整されているそうです。
中和工場に併設されている展示コーナーで、未中和の湯川河川水による腐食の実例を観察。コンクリートだけでなく、ステンレスといえど、強酸性ではぼろぼろです。
中和に使う石灰石は、上写真の叶山鉱山で採取し、そこから地中ベルコントンネルで一旦秩父まで運ばれて、そこからこの中和工場まで陸送するそうです。
ちなみにこの鉱山とベルコンは、太平洋セメント(旧秩父セメント)のものです。群馬と埼玉の県境の地図を見てもらうとそのトンネルルートが山中にかかれています。下記ページもご参照ください。中和とは直接関係ないですが地質屋としては興味津々です。
中和工場から約5km下流の品木ダムのダム湖です。「上州湯の湖」と命名されています。
このダムは洪水調整のダムではなく、あくまで中和事業による生成物を堆積させるためだけという、全国でも珍しいダムです。このコバルトブルーの不思議な色は、そのような中佐生成物が溜まっているためです。
写真奥では中和生成物の浚渫作業を行っています。脱水の後、コンクリート固化材を混ぜた上で、近傍の斜面に盛り立て処理をしています。
中和事業を実施している限りは、ずっと続ける必要があり、降雪期を除いてほぼ年中実施しているとのこと。その弛まない歩みには頭が下がります。
以下、余談になりますが、
八ツ場ダム計画は、酸性河川影響のため一旦は頓挫しましたが、中和事業がうまくいったことで再度持ち上がった経緯があります。
このことを指して、また、恒久的に事業を実施し続けなければならない点も含め、あたかもマッチポンプのように悪く評価する方がいらっしゃるようです。しかし中和事業そのものは八ツ場ダムに止まらず流域へ利する点が多いので、決してそうではないと考えます。
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国交省後援の研修会(どちらかというと自治体職員向けの会だった)のため、工事事務所の職員の方(副所長様ほか)から、前日講習と現地にて同行して丁寧に説明していただいたとともに、工事現場の奥深くの直近まで見学させてもらいました。
見学箇所の概要などを紹介します。
?不動大橋からダム貯水予定地全景(旧称湖面2号橋)
橋上部から下流側の、湛水予定地内を眺めています。
前方の橋は、ダム湖の最上流(ダムに最も近い橋)の、八ツ場大橋です
上の写真と繋がる、左岸側の風景です。河床部には旧国道145号、山腹上方は付け替え後の国道145号、その中間の、茶色いパイプ(=屋根掛けの骨材運搬ベルコン)が通っているラインは、旧JR吾妻線軌道敷です。
常時満水位における水位のイメージ写真※です。上2枚と比較してみてください。
夏の洪水期の調整水位は、ここから28m下位になります。
(※山奥のダムではなくこの上流にも多くの生活域があるので、実際にはこのようなコバルトブルーの水質にはならない可能性はあります)
?骨材プラント
骨材プラントと原石山への途中のトンネル(大柏木トンネル)です。骨材プラントから、このトンネルを通して、左岸側天端のコンクリートプラントまで、写真中のベルコンを使って骨材を運搬しております。このベルコンは2枚前写真の左岸側へと続いていきます。
自分としては、一次覆工(支保工、吹付、ロックボルト)のままのトンネルにも興味津々でしたが、通りぎるだけで残念でした。建設終了後は一般供用して二次覆工も行うそうです。
骨材プラントの全景です。前方の山は一次破砕後のストック山で、それをさらに後方の二次・三次破砕設備により4種類の径の骨材・砂が作成されます。右の屋根掛けはその破砕後の骨材貯蔵箇所で、その山の内部下面から骨材ベルコンが始まっています。
骨材は硬質な安山岩です。ダムに投入する粗骨材(メモリーストーン)に、下手な字で、偽善者ぽくてすみませんが、台風豪雨や地震による被害が続いている状況への、自分の願いを書き込んでみました。
原石山での発破後岩石積み込み用のバックホウと、後方にはそれを骨材プラントまで運搬する40tダンプが見えます。ただし原石山へは、前週の台風13号などの雨で道が悪くなり、マイクロバスでは行けなくて残念でした。
?右岸側ダム天端(河床部および左岸の全景)
右岸側から眺めた左岸側〜河床部の全景です。岩盤掘削はほぼ終了とのこと。写真中央の縦方向のパイプは本体コンクリート(RCD工法用のゼロスランプコンクリ)の打設用の搬送管=SP-TOMで、そのSP-TOMがある範囲=法枠がなされていない範囲が、ダム堤体の岩着部範囲です。仮に吹付がなされています。
参考
天端脇の横坑坑口です。基礎部含めグラウト予定とのこと。岩質は基本的には火山性の岩盤(安山岩、火山角礫岩など)です。あくまで遠景のみなのですが、袖部、上写真の基礎部ともに、原石山のものと違い、割れ目が多く風化気味のようです。
?ダム計画地点の河床部(見学時点では、掘削はほぼ終了、基礎グラウト準備中、減勢工など一部でコンクリ打設開始)
堤体上流側(ダム湖側)から下流側を眺めた写真です。2つ前の写真における左から右へと撮影しております。
本写真奥の減勢工などの一部でコンクリート打設が始まっています。手前に構築されている基礎架台は仮設クレーン用のものです。
湛水予定地内の、旧JR吾妻線の橋梁と、工事用に用いられている旧国道145号です。
?左岸側ダム天端(コンクリートプラントや試験室を見学)
バッチャプラントの全景です。SP-TOMにつながっていますが、この日は減勢工用やクレーン架台用にミキサー車で運搬していました。
コンクリートの品質試験を見学させてもらいました。減勢工用なのでスランプゼロではないですが基準値内とのこと。
天端脇の横坑坑口です。矢板工法ですね。写真右にはスライドセントルが見えます。
紹介は以上になります。
地質とコンクリートの両面を見られて、かつトンネルもあって、当方にとっては非常に有意義な研修会でした。
このダムは、ご存知のように、計画開始以来60年以上もの間紆余曲折(政権交代時含め)があった現場です。また、水質、堆砂、吾妻峡などへの環境破壊、建設費増大、そしてそもそもの水需要の減少など、今日でもなお反対論が根強いのは承知しています。ですが、地域住民の方々のここまで苦悩を思うと、1日でも早く無事に事業を完了させ、かつ、それで終わりではなく、その後の生活再建や環境保全などに引き続き注力すべきと考えます。
そのような苦悩の歴史に思いを馳せつつ、ぜひ建設途中で湛水前の今のうちに、見ておくことをお勧めします。
ダム現場といえば山奥が多いのに、この現場はアクセスが非常に良いですので、行きやすいと思います。
一般の方の見学会も、随時行われているそうです。下記サイトから現在の建設の進捗も見られますので、ご参考までに。(注、本ページで紹介している研修会は、下記とは違います)
現場見学会 | 八ッ場ダム工事事務所 | 国土交通省 関東地方整備局
また、その見学会に参加すると、川原湯温泉の宿泊で1人当たり3,000円の割引が受けられます。あわせてご利用ください。
群馬県 - 川原湯温泉宿泊助成事業 〜川原湯温泉にお得に泊まろう!〜
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2つ前のブログから一転、のんきな内容で恐縮です。
年度末発注が多い土木業界の宿命で、かつ、弊社が携わることが多い利水設備の仕事は、多雨期は少ない(=水が多いので停めない)ので、夏のこの時期は、例年仕事が空き気味です。T_T
資金繰りの心配も、ときに生じたりするのですが、まあそれはあまり気にしないで、
余裕が出来たこの時期に、講習会や見学などになるべく出かけて、充電するよう心掛けています。
CPD(継続教育)ですね。
先日は、土木研究所の新技術の講演会/展示会に行ってきました。
単品の新技術も、それはそれで勉強になったのですが、最もお役立ちだったのは基調講演でした。
「現代社会資本が直面する不整合にどう取り組むか? 〜量的充足以外の諸問題〜」政策研究大学院大学教授 家田仁先生
社会資本における様々な課題や矛盾=不整合に対して、発想を転換し、リーズナブルにかつ戦略的に取り組む必要性について、道路整備事業や料金調整を例に挙げつつ、非常に明快に語られました。
どうしても自分は専門バカになりがちなので、ものごとを俯瞰的に眺める必要性を痛感し、新鮮な内容でした。
興味を持たれた方は、下記サイトなどをご覧ください。
【インタビュー】東京大学・政策研究大学院大学教授 家田仁/インフラ是非は冷静な議論で ~ 建設産業再生への処方箋-復権への視座
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このジュゲムブログに移る前にも、何年か書いていたので、弊社のブログとして丸6年ではないですが、それにしても随分経ってしまったものです。
テラテックブログのはじまり
2010/09/08
このブログページでは、直近3か月のアクセス数を表示してくれます。
メモしているわけではないですが、時々アクセス数を見ると、少ない月でも300くらいのアクセスがあります。
ざっくり推定すると、300×12ヶ月×6年≒2万となります。*O*
これだけたくさんの方が見に来られている、というのは、改めてびっくりです。ありがとうございます。
お客さんからも、時々、「見ているよ」と声をかけてもらって、有難いことです。
それにしても、6年も経つというのに、記事数はたった120くらい^^; こんな不定期のページなのに、申し訳ないですね。
それも、会社のブログなのに、書いている内容は、震災などに関連する記事ばかり。
今後も、マイペースで更新していくでしょうから^^; 気長にお付き合い願います。
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先週の台風10号での北海道や岩手をはじめ、頻発する台風豪雨で被災されている方々に、心よりお見舞い申し上げます。
自分が行くことが多い宮城県東松島では、陸上ではそれほどではなかったのですが、牡蠣に大きな被害が出たということで、自然の恐ろしさを痛感しました。
今週は台風13号が来襲。今朝未明に温帯低気圧に変わったようですが、引き続き、北関東から東北や北海道では、夕方にかけてまた大雨が予想されているようです。お気をつけください。
このページのリンクにも入れている「NPO法人児童養護施設支援の会」に協力して、主に東松島で活動しております。
ちなみにこの会では、熊本地震の際に、熊本の児童養護施設への寄付仲介も行っており、多くの個人の方や企業が協力してくれたとのことです。
先月にも、お手伝いしてまいりまいた。
会の活動の全貌は、そのリンク先を見ていただくとして、先月に自分がお手伝いした内容を中心に、紹介します。
○保育所支援
保育所(仮設)の、組み立て式プールの設営を、市役所の方と協力しながら行いました。
また、ここではないですが別の保育所で、遊具のペンキ塗り替えを、GWにお手伝いしています。
その他、多岐にわたる通常活動の支援や、資機材の寄付の仲介を行っております。
○農林業支援
田のうねの草刈りを行っています。
また、枯れ松の伐倒、里山森林の下草刈りなども行っています。
ちなみにこの会では、東松島市からの助成を受けつつ、市内在住在勤者・ボランティアの方へ、「刈払機」「チェーンソー」「小型車両系建設機械」の無料での特別講習を行っております。
自分も、震災直後から使ってはいましたが、改めてこの講習会で資格を取りました^^;
繰り返しになりますが、上記はあくまでほんの一端なので、詳細はリンク先をご覧ください。
時間的にも経済的にも、あまり十分な活動できないのが、切ないところですが、
末永く、支援を続けていきたいと考えています。
JUGEMテーマ:モブログ
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少し前に、茨城県日立市にある日鉱記念館に行ってきました。
平日だったので人も少なく、森閑とした雰囲気の中で、ゆっくり見学することができました。
何年も仕事の傍らで通り過ぎるだけで行く機会がなかったのですが、やっと念願を果たせました。
(ちなみに、受付で写真撮影してもよいか確認したところ、構わないという回答を頂いたので、バシバシ撮影しましたが、かといって著作権までは放棄していないでしょうから、ここからの転用等はお控えください)
この日立鉱山とは、明治時代に久原房之助氏(久原鉱業)が発展させた鉱山で、昭和56年に閉山するまで、日本を代表する銅鉱山でした。この久原鉱業は、今日のJXホールディング(JX金属)の源流となっています。
なお、「日立」と言って皆様がイメージするであろう、電気メーカーの「日立製作所」は、日立鉱山の電気機械設備の修理工場が発端となっており、同社の創業者の小平浪平氏は、もともと久原鉱業の電気課長をされていました。今でも日立駅周辺には、日立製作所の工場が多くあります。
鉱山や鉱物への地質屋としての興味は当然として、もう一つの興味は、自分の仕事分野である、水力発電所です。
すなわち、鉱山掘削には多量の電力を必要とするため、鉱山会社により、その近傍での水力発電所が開発されるためです。ちなみに小平氏は電力課長として、発電所の建設にも携わっていました。
その他、最新技術を導入することで、飛躍的に発展を遂げました。
以下、幾多の展示の中から、自分の偏見と興味により、「模擬坑道」の展示を紹介します。
こういう丸太支保の切羽を見ると、わくわくしてしまいますね。^^
ここのブログで時々載せる、トンネル断面の写真は、この支保の内側に型枠を組んで生コンを打ち込むわけです。
支保の天端の丸太と、岩盤面との間には、空隙が見えます。
仕事で常日頃お客様に伝えている、「昔のトンネルのコンクリート背面に空洞が残っている場合が多い」ことが読み取れます。
誤解の無いように申し添えますと、そのことだけ指して、「昔のトンネルは不安定」と言っているわけではありません。大半は、岩盤が良好で、問題ない場合が多いです。
レッグドリルで掘っています。この穴に、発破(ダイナマイトとか)と詰め込んで、掘り進んでいきます。
マネキンさんは外人さんぽいです。^^;
実際の写真です。
以上、自分の興味分野の紹介ばかりですみません。詳しくは冒頭のリンクもご覧ください。
(以下、HPから引用)
NPO法人・児童養護施設支援の会では、中央(被災地外)の協力団体・企業・個人ならびに個人事業主の方々に向けて、
当会の活動にご理解戴きました上、ご協力戴けます方に「募金箱の配布」を行うこととなりました。
募金によって寄せられた義捐金は全て当会の「親と離れて暮らす子どもの支援」「被災地の支援」における活動費に充当されます。
ご協力戴けます方には当会で作製した「募金箱」を送付いたしますので、ご連絡頂けますと大変ありがたく存じます。
募金は以下の三つに分類し、募金箱には当会のパンフレットを自由に持ち帰ることが出来るようにします。
? 被災地の子供たちの生活や育成環境にのみ充当される義捐金
? 親と離れて暮らす子供たちの支援(児童養護施設支援)のための義捐金
? 当会の活動全般への義捐金
???の仕様ごとに作成した募金箱とパンフレットをご希望数送付させて頂きます。
募金によってお寄せ戴いた団体、企業等のお名前や金額等は、皆様の理解を得られるように、透明性を持って全てウエブ上に公開して行きます。
被災地への関心が薄れゆく中、大きな助成金の適用も少なくなっているのが現状です。
それでも世の中に広く埋もれている「被災地支援の思い」を有効に役立てさせて戴くため、皆様の暖かい気持ちを活動を通じて被災地に届けるとともに、被災地支援を維持するための基盤強化として大切に使わせて戴きたく存じます。
ご協力頂けます方は、下記の項目につきまして記入の上メールにてお申込み下さいませ。
・お名前(企業名・団体名・個人いずれも可)
・送付先住所・電話番号
・数量
メールアドレス npojidou@npojidou.onmicrosoft.com
担当者 090-9202-5550 (高橋)
地震や風水害に頻繁にさらされる日本列島には、危険な斜面が広がっている。都市丘陵部を切り開いた盛り土造成地、地中深くが地すべりを起こす山間部などに、自治体にも把握されていないリスクが伏在している。国土交通省によると、2011年に斜面が崩れる土砂災害は1422件、死者・行方不明者は計85人に上り、過去10年で最悪の規模となった。防災科学技術研究所や国土地理院のデータをもとに作成した関東地域のリスクマップで、『もしも』に備えたい。[掲載]朝日新聞(2012年11月4日、10500字)